Google Play フィーチャーグラフィック完全ガイド (2026)
文 · Nomadic Jeikei · 2026年8月5日 更新
フィーチャーグラフィックは、Google Playでアプリを公開するために必須の1024×500バナーです。スクリーンショットとは別規格で、プロモ動画の表紙も兼ね、中央に再生ボタンが重なります。正確なサイズと形式、Googleが明確に禁止する要素、そして切れないように配置する方法をまとめます。
フィーチャーグラフィックとは — なぜ必須か
フィーチャーグラフィックは、Google Playストアの掲載情報に入る横長バナー画像です。現在のPlay Consoleでは、これがないとアプリを公開できません。以前は『プロモ動画を入れる場合のみ必須』でしたが、今は動画の有無に関わらず常に必要です。
露出する場所は主に二つ。①プロモ動画を登録すると、その動画の表紙(サムネイル)として使われ、②ストアの大型おすすめコレクションやフィーチャー枠でアプリを紹介する際に使われます。検索結果の小さなアイコンと違い、アプリを『大きく』見せる場所です。
Apple App Storeにはフィーチャーグラフィックに相当するバナーがありません。Appleはスクリーンショット(ローカライズごとに最大10枚)とアプリプレビュー動画のみを使います。フィーチャーグラフィックはGoogle Play専用の素材です。
正確な規格
| 項目 | 値 |
|---|---|
| サイズ | 1024 × 500 px (正確に) |
| アスペクト比 | 約 2.05 : 1 (横長) |
| 形式 | JPEG または 24ビットPNG |
| 透過 | アルファチャンネルなし |
| 必須 | 公開に必須 |
- サイズは範囲ではなく、正確に1024×500です。それ以外は拒否されます。
- 24ビットPNGはアルファ(透過)なしのPNGです。32ビット(アルファ付き)で書き出すと拒否されることがあるため、背景を不透明で埋めてください。
- Googleはこの素材の最大ファイルサイズを公式に明示していません。特定の数値を鵜呑みにせず、画質を保ちつつ過度に重くならないよう最適化してください。
- アクセシビリティ用の代替テキスト(alt)は最大140文字で、『写真』『画像』で始めないのが望ましいです。
セーフエリア — 再生ボタンと端を避ける
プロモ動画を登録すると、フィーチャーグラフィックのちょうど中央に再生ボタンが重なります。したがってロゴや要となる文言を中央に置くとボタンで隠れます。同時にGoogleは、配置形式によって端が切れたりUIオーバーレイが乗ったりすると案内しています。
- 要となる要素(ロゴ・短い文言)は中央を避け、左右または上下に少しずらしてください。
- 四辺の端には重要な内容を置かず、背景要素だけを配置してください。
- Googleはセーフエリアの図を提供していますが、正確なピクセル座標は公開していません。コミュニティが引用する『中央 約96px の再生ボタン』などの数値は参考の近似値として扱ってください。
Googleが禁止・推奨すること (公式)
フィーチャーグラフィックには、ストアポリシー上入れてはいけない要素が明確に定められています。以下はPlay Consoleヘルプに明記された制限と推奨事項です。
- 禁止文言:『Best』『#1』『Top』『New』『Free』『Discount』『Sale』『Million Downloads』などの誇張・順位・価格・煽り文言。
- 禁止:受賞・レビュー・性能指標、期限付き(セールのカウントダウン)文言、第三者の商標キャラクター(許諾なし)。
- 禁止:端末モックアップ(デバイスフレーム)、Google Playバッジ、『as seen on』系の文言。
- 非推奨:純白・濃いグレー背景(ストア背景に埋もれる)、アイコンと同じブランディングの重複、小さな端末で消える細かいディテール。
- 推奨:アプリの核心的価値を伝える鮮やかな色、アイコンの『拡張』に見えるが複製ではないデザイン、テキストは最小限、ロケールごとの現地化。
最も多い失敗は、スクリーンショットをそのままフィーチャーグラフィックに使うことです。スクリーンショットではなく『一枚のブランドバナー』として捉えてください。
実務 — ツールで1024×500を作る
作る手順はシンプルです。①アプリの主要ビジュアル(マスコット・主要画面・シンボル)を用意し、背景が雑然としていればSTUDIOの背景除去で被写体だけをきれいに切り抜き、②1024×500のキャンバスに不透明背景で配置します。ロゴと短い文言は中央を避けて片側にずらし、③アルファなしのJPEGまたは24ビットPNGで書き出します。
最後にアップロード前、サイズが正確に1024×500か、そしてアルファチャンネルが無いかをもう一度確認してください。この2点がフィーチャーグラフィック拒否の大半を占めます。
よくある質問
- フィーチャーグラフィックは必ず必要ですか?
- はい。現在のGoogle Playでは、これがないとアプリを公開できません。プロモ動画がなくても常に必要です。
- サイズが少し違っても大丈夫ですか?
- いいえ。正確に1024×500である必要があり、それ以外はアップロードが拒否されます。
- PNGを使ってもいいですか?
- 24ビットPNG(アルファなし)またはJPEGが使えます。アルファチャンネルを含む32ビットPNGは避けてください。
- App Storeにもフィーチャーグラフィックは必要ですか?
- いいえ。Apple App Storeにフィーチャーグラフィックはなく、スクリーンショットとアプリプレビュー動画のみを使います。
